フランスのワインを美味しく飲むには温度が重要!

2018年7月30日 オフ 投稿者: frenchwinesbulletin

ワインは温度変化に弱い飲み物

ワインの味が美味しくないと感じた経験はありませんか?渋みが強すぎたり、逆に甘すぎたりなど、味が普段と違うようなことは珍しくありません。

ワインは温度変化にとても弱いお酒で、適温から少し外れるだけで風味が変質し、美味しさに影響してしまいます。それぞれの種類に合わせ、適温にすることが美味しく飲むための秘訣なのです。

フランス産の赤ワインを美味しく飲むための温度

最も温度変化に弱く、気を配らなくてはいけないのが赤ワインです。フランス産の赤ワインは、ブドウのタンニンによる渋みが少なめの銘柄も多く、フルボディの銘柄でさえスッキリと飲める場合があります。

しかしワインの温度が適温から外れてしまうと、タンニンの渋みが強調され、渋みや苦味を感じるようになるのです。特に気を付けたいのは、冷やしすぎないことです。赤ワインを本来の美味しさで味わうなら、以下の温度に合わせてると良いでしょう。

  • フルボディの銘柄…16~18度
  • ミドルボディの銘柄…14~16度
  • ライトボディの銘柄…10~12度

フランスでは、「赤ワインは常温」という認識がありますが、このよく言われる常温とは、フランスの気温を前提にしているので注意が必要です。高温多湿な日本と、比較的乾燥したフランスは気候が全く異なります。このため、冷蔵庫などで上記の温度になるよう調整する必要があります。

フランス産の白ワインを美味しく飲むための温度

白ワインは冷たく冷やして飲むのが一般的です。美味しく味わうためにも重要ですが、甘口・辛口それぞれで最適な温度は異なります。

  • 甘口…5~8度
  • 辛口…7~14度

甘口のほうは非常に冷たくして飲むと美味しく感じられます。私たちの味覚は温度に敏感ですが、温度が高くなると甘みを強く感じることが影響しています。このため、白ワインは冷たく冷やしてから飲むと、甘みが抑えられてスッキリした味わいになるのです。

一方で辛口は7~14度と、温度にかなり幅があることが分かります。少し高めの温度にすると、ブドウの香りが際立ち、酸味が抑えられるのが理由です。ただ、美味しい温度は銘柄によりますので、甘み・酸味のバランスを見ながら冷やすと良いでしょう。

フランス産のロゼワインを美味しく飲むための温度

フランス産のロゼは、甘みと渋みのバランスが良く、軽い口当たりが魅力です。美味しいと感じられる温度は7~14度ほどと言われていますが、甘口と辛口で適温が変わることに注意しましょう。

少し甘口のロゼの場合、白ワインと同様に温度は低めが良いでしょう。甘みが抑えられ、ブドウの風味が豊かになります。一方の辛口は、少し温度を高めにして飲むことをおすすめします。スッキリとしたキレのある味わいに変化しますので、酸味が苦手な方は試してみましょう。

フランス産のスパークリングワインを美味しく飲むための温度

シャンパンを含むスパーリングワインは、冷やして飲むことが基本です。甘口の白ワインと同じように5~8度が適温になっており、最も美味しさを感じられます。どの銘柄を飲む時も、しっかり冷蔵庫で冷やしてから飲みましょう。

ただし、辛口のスパークリングワインは少し高めの温度がおすすめです。冷やしすぎると雑味が出る場合もありますので、8度~10度位に冷やして飲むと良いでしょう。

美味しさを保つなら温度に気をつけよう

ワインは温度によって風味が様変わりするお酒です。美味しく飲みたい時は、適温にしてから飲むことを意識しましょう。同じ銘柄でも、普段とは違った味わいが楽しめます。
飲み慣れている方は、自分好みの温度にするのも良いでしょう。